


浄土真宗本願寺派
龍華山 明 光 寺
RYUKAZAN MYOUKOUJI
明光寺は元禄2年(1689年)4月頃に創建されました。
寛政5年(1793年)「直参町惣道場 明光寺」と古文書によって記されています。
(本願寺史料より)
寺の言い伝えの一つに、境内の井戸には1615年 大阪夏の陣の折、豊臣方の落武者が井戸の水を飲んで、いずれかに立ち去って行ったという話があります。
この言い伝えから推測すると、江戸時代以前には明光寺の前身として道場(説法などを行う場)があったと考えられます。

山門は文化12年(1815年)東大寺の廃材を使い再建され、また境内には鎌倉時代から室町時代のものと思われる石塔があります。

9月の秋季彼岸会、動物燈明会に引き続き、新型コロナ収まらない
状況ではありますが、感染対策をしっかり行い、11月3日(文化の日)
に報恩講法要をなんとかお勤めする事が出来ました。
法要のお経の後は今年も三浦性暁師にご法話頂きました。その話の中で
心に残った言葉がありました。
「皆さん、今年に入って新型コロナで先がまったく見えなくなったという
言葉よく聞きますが、別にコロナ感染拡大したから先が見えなくなったわけ
ではなくて実は私達は普段から先が見えていないんですね、もし見えていたの
なら感染拡大を予想出来ていたはずですから」
この言葉を聞いた時、本当にその通りだなと思いました。私達いかに当ての
ないものをまるで約束されたように思いこんで一喜一憂しながら日々を送って
いた事であるなと。
お釈迦様が私達に残して下さった教え「諸行無常」というもの
世界のあらゆる事物は常に変化して、永遠ということはない
今年は私達の状況なんか縁起(あらゆる物事には必ず原因と結果がある)に
よって簡単に変わっていってしまうのだなと思い知った一年でありました。
秋も深まって参りました。 明光寺では今年も報恩講法要を
お勤め致します。 報恩講法要は浄土真宗の年間行事の中でも
最も大切な行事です。字の意味からすれば「恩に報いる集まり」
という事です。生涯をかけて本当の人間らしい生き方、喜びの
ある人生を示して下さった親鸞聖人の御苦労を偲び、ご恩に報
いる感謝の集いが報恩講法要です。
日時 11月3日(火) 昼2時より
※本年は新型コロナウイルス感染拡大を考慮し昼座のみとさせて頂きます。
法話〔ご講師〕本願寺派布教使 三浦 性暁師(東京多摩地区開教所)
講題 「月影の至らぬ里は無けれども」です。
どうぞどなたでもお気軽にお参り下さい。
2020 10月寺報①
2020 10月寺報②
報恩講法要の御案内と年末・年始のお知らせ、また
毎週土曜の「お寺でつながる」など掲載しております。
どうぞご覧ください。
9月26日 光の燈明会(動物追悼会)をお勤めしました。
春季はコロナ感染拡大で中止となった燈明会でしたが、秋季は
無事お勤めする事が出来ました。県外からも沢山の沢山のご参拝
の方々がこられ午前、午後の部共にご納骨されたペットちゃん達
の数だけロウソクがお供えされました。お参り来られた皆さんは
幻想的に灯る火にそれぞれ共に過ごした日々を思い出すようにじ
っと眺めておられました。
明光寺の燈明会は春秋の二回お勤め致します。次回は2021年
3月27日㈯です。どうぞまたのお参りお待ちしております。
3月は新型コロナウイルス感染拡大を考慮して取りやめた『春季燈明会(動物追悼会)』ですが。 秋季はお勤めをしたいと思っております。永年共に暮らし、私達を癒し支えてくれたペットたちを偲び大切ないのちとのわかれのご縁を通して、報恩感謝のこころでお勤め致します。
日時 9月26日㈯ 午前の部11時より
午後の部14時より
場所 明光寺 本堂
当日は精一杯お勤めしたいと思います。